国民民主党が参議院選挙・比例代表での山尾志桜里氏の公認内定を取り消したことを受けて、山尾氏は12日、声明を発表し、離党届を提出したことを明らかにしました。

声明文では「代表と幹事長からの出馬要請で悩み抜いた末、要請を受ける決断をした」「公認取消決定は大変、残念」とした上で、国民民主党の「統治能力には深刻な疑問を抱いている」として、離党届を提出したことを明らかにしました。

国民民主党・玉木代表「こちらから、その能力を買って、お誘いをしたにもかかわらず、公認に至らなかったことについては、率直におわびを申し上げたいというふうに思います」

玉木代表は、こう述べた上で、「しっかり反省をし、今回の教訓を生かして、より強固なガバナンスを持った組織へと発展させていきたい」と強調しました。

山尾氏の公認をめぐっては、衆議院議員時代のガソリン代の不正計上などの問題で、党内外から強い反発が出たことを受けて、国民民主党は11日、山尾氏の公認内定を取り消す決定をしました。