国民民主、山尾氏の公認見送り 玉木氏「理解と信頼得られず」
11日夜、国民民主党の玉木代表が発表したのは――
国民民主党・玉木代表
「山尾志桜里氏については公認候補予定者から公認には切り替えないということを決定しました」
参議院選挙の比例代表候補に予定していた山尾志桜里氏の公認内定の取り消しです。
国民民主党・玉木代表
「正直、有権者・全国の仲間・支援者、こういった方々から、十分な理解と信頼が得られないと判断をしました」
実は10日に出馬会見を開いたばかりの山尾氏。
山尾志桜里氏(50)
「この夏の参議院選挙、国民民主党から全国比例の挑戦を決めていただきました山尾志桜里です」「本当に自らを省み、そして信頼できる、国益を預けられる政治家として託していただけるよう全力で頑張りたいと思っております」
山尾氏をめぐっては、衆議院議員だったころ、様々な問題が浮上していて、2016年には――
(当時)民進党政調会長・山尾志桜里氏(当時41)
「自分の本当の監督の至らなさ、これを猛省しておりますし、恥じております」
“地球5周”分ともされるガソリン代の不正計上問題や、2017年には、結婚し子どもがいる立場でありながら、妻子ある男性との不倫疑惑も――
(当時)民進党・山尾志桜里氏(当時43)
「ホテルについては私1人で宿泊をいたしました。男女の関係はありません」
不倫疑惑は否定したものの、このときの釈明会見はわずか6分で終了。
(当時)民進党・山尾志桜里氏(当時43)
「本当に申し訳ありませんでした」
記者の質問に一切答えず、当時の民進党内からも批判の声が出ていました。こうした過去の問題について10日の会見では――
山尾志桜里氏(50)
「できる限り質問の内容が尽きるまで、丁寧に真摯に対応したいと思っています。それは私自身、現職の議員時代に欠けていた姿勢だと今、思っているからです」