レジオネラ菌対策強化 鳥取県でマニュアル改正 「感染者が発生した施設の水質調査を県が必ず実施」「迅速法と培養法の2種類の検査を実施」 鳥取県
入浴施設などでレジオネラ菌の検出が相次いだことを受け、鳥取県は水質検査などのマニュアルを改正し、初めての会議を開きました。
鳥取県庁では、6月12日にレジオネラ症が発生した際の対応マニュアル改正について会議が開かれました。
鳥取県内では今年、米子市淀江町の温泉施設で4人の患者が出るまで県による水質検査が行われなかったことを受け今回マニュアルを改正しました。
具体的には、レジオネラ症感染者が発生した場合利用施設の水質調査を鳥取県が必ず実施すること、その際、迅速法と培養法の2種類の検査を実施することなどです。
また、迅速法のみで陽性が判明した場合にも営業の自粛要請を行うことも追記されました。
鳥取県生活環境部くらしの安心局くらしの安全推進課 岡 秀一 課長
「このような事案が今後発生することがないよう、しっかりと万全の対応を尽くしたいと思っております」
新しいマニュアルは6月9日から適用されています。